従来の制作の概念では大人数で分業されていたプロセスが、
グラフィックツールの革新的な効率化、
高機能化により、1人または少人数チームでの制作に代わっていきます。
コンテンツ開発と展開にスピードが求められる現在の状況では、下記のプロセスをトータルに把握し、
各作業に取り組み、全体のコントロールができる「個の力の強さ」が必要とされています。
(1)素材制作・画像加工
■コンテンツのパーツとなる素材を作ったり、加工したりするのに必要なグラフィックツールです。
■料理で考えると「材料」の位置づけですが、コンテンツの根本的な質を決定づける重要性をもっています。
(2)3D表現
■3DCGの中心的なプロセスで、ベーシックツールをしっかり覚えることが重要であるとともに、最新のツールを常に使えるようにしておくことが必要です。
■料理に例えると「下ごしらえ」の位置づけで、次の制作段階を考えた効率性とクオリティ維持が求められます。
(3)メディアコンテンツ化
■実際のコンテンツに仕上げていくプロセスです。ゲームコンテンツ化やVR化、そして動画化、アニメーション化などを行います。
(4)ハードウェア知識
■コンテンツ開発やコンテンツを見せるハードウェア環境についても知識が必要です。

デジタルクリエイティブコースでは、高度な制作に耐えうるハイエンドPCをはじめ、必要となるハードウェアや制作環境を備えた制作スタジオを完備しています。モーションキャプチャー、3Dプリンター、高機能プロジェクター、リアルフィギュア制作のための塗装ブースなど、あらゆるコンテンツ制作に対応した環境が整っています。また教室では、大型のスクリーンによる上映会やワークショップなどのイベントも実施できます。
