株式会社ジェー・シー・スタッフ 作画部 山崎幸一さん(2021年卒業) |
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1986年よりTV・劇場用アニメーションをはじめ、ゲーム・遊技機、CM、PRアニメーションも手がける制作会社。ジャパン・クリエイティブ・スタッフという社名が示す通り、クオリティーと面白さを全力で追求し、満足と感動を与えられる作品を発信。代表作は、「とある魔術の禁書目録」(とあるシリーズ)、「アイの歌声を聴かせて」「ミュークルドリーミー」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(ダンまちシリーズ)など多数。
●現在のお仕事
今は、アニメーション製作の第一原画を担当しています。演出と担当話数、パートの打ち合わせの後、LO(レイアウト)の作業に入り、担当の方へチェックを出すという流れです。他には、社内・外作品の第二作業をしています。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮編」/第一原画担当
(C)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち4製作委員会
「薔薇王の葬列」/動画・第二原画担当
(C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会
「まちカドまぞく 2丁目」/動画・第二原画
(C)伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく 2丁目製作委員会
●第一線の企業での仕事はいかがですか?
自分が所属しているデジタル作画グループの、チーム性の強さに驚いています。実際に作業するときは個人ですが、チーム内のフラットな空気が意見交換を可能にしていて、自分の成長につながっています。初めて二原作業、LOをやる時など新しく覚えるルールや技術が必要で、戸惑うこともありましたがその都度先輩、上司、同期の方に助けていただきました。こういった温かさを感じられるからこそ、大変なことがあっても仕事を続けていきたいと思える職場なんだと思います。
●やりがいを感じる時はいつですか?
日々の努力が実際の業務に活かされ、上司に評価された時、続けていて良かったと強く感じます。努力すればしただけ必ず自分の上司の目に止まり、評価、実力につながります。自分に合っている環境だと感じ、もっと頑張ろうという気持ちになります。
●社会人になって変わったことは?
初めての一人暮らしで、生活面でも全て自分でやらないといけない。考えることが増えましたね。周りの人に助けてもらいながら、なんとかやっています。
●学生時代を振り返って
自分はあまり人とコミュニケーションを積極的に撮るタイプではなかったです。もっと先生とゆっくり課題のことを話して授業時間を有効に使えば良かったと思います。
●大阪総合デザインってどんな学校ですか?
努力しようとしている学生を見逃さず、しっかり見ていてくれる先生がいます。アットホームな学校です。
●高校生にメッセージ
分からないことだらけで、自分のやりたいことが「本当にこれでいいのか?」と悩んだりすると思います。でも今は、いろいろ調べれるので、まずはやってみてから決めたらいいと思います。
●今後の目標は?
作品の中で重要なシーンを任される人材になることです。
Woks of J.C.STAFF
「EDENS ZERO(第二期)」
(C)真島ヒロ/講談社・NTV
「アイの歌声を聴かせて」
(C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
「ミュークルドリーミー みっくす!」
©2021 SANRIO CO.,LTD.
ミュークルドリーミー みっくす製作委員会・テレビ東京
SPECIAL MOVIE
「現場からのメッセージ」動画もぜひご覧ください。
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