プロフェッショナルのあり方は多様です。
専門職に就く
デザイン専門職は正社員、契約社員、アルバイトなど雇用形態は様々ですが、雇用され、技術職として学校で身に付けた技術をそのまま生かして会社に貢献します。
またこの業界は自分の力次第でキャリアアップを図っていく慣習があり、前向きな転職を経ながらプロとしての価値を高めたり、独立したりするケースも見られます。
ソーシャルゲーム
魅力的なキャラクターデザインを中心に衣装、小物モチーフ、背景などの作画を行うお仕事です。
グッズデザイン
キャラクターグッズ、ファンシーグッズのキャラクターデザイン、グッズデザインのお仕事です。
グラフィック・WEBデザイン
広告、広報プロモーションの業界でポスターなどの印刷物から、WEBデザイン、アプリのUIデザイン、そして動画制作まで幅広い業務のお仕事です。
進学する(研究科)
2年制を卒業後、さらにその技術とスキルを高いレベルにするため、研究科に進学する進路です。専門技術を高めるだけでなく、インターンやイベント・展示への出展、そしてマンガや3Dモデリング、動画制作など幅広いスキルと経験値を高め、より高いレベルの就職や在学中からプロのフリーランスとして、イラストレーターや作家として活躍することを目指します。
研究科
■個別指導を基本とします。
研究科は各自が課題を設定し、その目標に向かって努力を続けていくのが基本です。担当教員がつき、個別アドバイスを行いながら技術の研鑽や経験値のアップを図っていきます。
■様々な学科が統合して進めます。
研究科に進む学生は各学科各コースから集まります。自分の得意分野のコミックアートだけではなく、幅広いコンテンツ制作やデザインのスキルをつけ新しい時代のクリエイターを目指せます。
■カリキュラムは個別履修形式です。
研究科単独の授業のほかに、他学科や過去に受けたコミックアートの授業も再履修し単位とすることが出来ます。インターンや産学連携プロジェクトなども単位として認められます。
一般職に就く
一般職は同じ定期雇用関係にはあっても業種はさまざまです。最近は事務職・販売職でもWEB関連を中心にデザイン的業務を行うケースも増えてきてはいますが、あくまで一般職の範囲で行われるため、専門職と比較し業務時間は短いのが特徴です。
事務職
様々な会社の事務系のお仕事です。総務や経理、営業事務、企画、広報・販促業務などがあります。
販売職
主に接客に携わる職種です。ファッションや雑貨、学んだことに関連する美術関係の販売職などに就く学生もいます。
サービス職
ホテルやレジャー施設、飲食などサービスを提供する職場での勤務です。
一般職でのデザイン業務
グラフィック系ソフトは様々な職場に普及し、WEB広報や印刷物を内部でデザイン(デザイン業務の内製化)するケースが増えてきました。学校で使い慣れたソフトを使って、デザインをしたり、イラストを描いたりなど、学校で学んだことがそのまま生かされる職場が一般職でも増えてきています。昨今増加しているECショップのWEBサイト運営バックスタッフなどもこの一部と言えます。
独立フリーランス=
依頼受注型/作品販売型
フリーランス活動を行う場合、日常的な生活を維持するために一般職と並行して行うケース 一般職+フリーランス が多く、フリーの受注が多くなってくるにつれ、一般職業務の割合を減らしていく、またはフリーランス1本でやっていくなどの流れになります。
商業イラストレーター
・ソーシャルゲーム
・トレーディングカード
・ライトノベル
・各種キャラクターデザイン
作家・アーティスト
・展示活動(個展・グループ展)
・書籍挿画
マンガ作家
・一般誌、WEBマンガ
イベント参加
左記の作家、イラストレーターが共通して取組むのが東京や大阪を中心に行われるイラスト・アート系イベントへの参加です。自作の原画やイラスト本、グッズなどを頒布しますが、その主な目的は作家としての知名度をあげていくための「営業活動」的側面が大きく、日常のお仕事につなげていくための地道な努力といえます。
コミックアート学科の在校生、卒業生の参加が多いイベント
コミックマーケット、コミティア、コミックトレジャー、デザインフェスタ、アートダイブなど