「絵が上手」とは技術的な側面だけを意味しているのではありません。技術のみで見る人の共感や感動を得られるような世界ではないのが絵の世界です。絵だからできること、絵でしか表現できないことは何かを考え、自分の発想を形にし、自分の表現方法で見る人に伝える力をつけるため、先生や助手とみなさんと一緒に頑張りましょう。
本科2年制コミックアートコースとの違いは授業時間数が約60%となっている点ですが、課題や解説などについては同様で、オンラインに合わせスタッフも本科より強化しています。積極的に講師に質問するなど、授業に一生懸命に取り組める環境は本科との差はありません。
絵は独学でも学べる領域ではありますが、それを学校で学ぶ最大のメリットは、先生とのコミュニケーションの機会が得られることです。先生や助手とのチャットやミーティングルームを使った対話の中で、自分の絵の方向性や絵に対する悩みの相談ができたり、会話の中からヒラメキやヒントを得ることが、学校で学べるメリットの一つです。
- ・ 基礎造形1
- ・ 人物描写/キャラクターデザイン
- ・ デジタルイラスト
- ・ アナログイラスト
- ・ コミックアート実習1
- ・ イラスト表現演習
- ・ 空間描写
- ・ 基礎造形2
- ・ コミックアート実習2
- ・ イラストコンテンツ制作
- ・ セルフプロデュース
- ・ 専門実践演習Ⅰ(選択授業)
- ・ 専門実践演習Ⅱ(選択授業)
- ・ 専門実践演習Ⅲ(選択授業)
修業期間
2024年9月~翌年3月末までの7か月間
設置コース
コミックアート初級コース(定員30名)
コミックアート中級コース(定員30名)
授業時間及び授業数
3時間授業×6~7科目×30回授業
※本科コミックアートコースの約2/3
授業方式
非登校リアルタイムオンライン対面授業
(ZOOM・GoogleMeet・MSTeams等利用)
時間割
授業は修業期間の月曜日から金曜日(冬期休暇含)
授業内容
本科コミックアートコースの重点学習領域を考慮して編成
(初級と中級を同時に受講することは不可)
授業運営体制
一つの授業科目につき主任講師1名+助手1名~2名が担当
オンライン上での全体説明や個別対応はチャットや対面会話を活用
受講の形
- ・ ZOOM / GoogelMeet / MSTeamsなどのWEBオンラインツールを使用
WIFI接続のiPadやPCがあれば対応可(スマートフォンのみは不可) - ・ 顔は見せなくてもシステムに対応可能なアバターでの参加も可
イベント参加等
随時本科も含めた学外での展示などに希望者は参加可能
入学金
50,000円
学 費
820,000円(授業料・学生諸費・施設整備費で構成)
入学資格等
18歳以上で高等学校卒業以上または高等学校卒業
相当の学力があると本校が認定した方
日本語の授業及びコミュニケーションに対応できること
入学手続きについて
詳細はコース資料をご請求の上、ご確認をお願いいたします。
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本科コミックアートコースとの違いは何ですか? -
- ・ 2年制ではなく初級と中級の2コース制となっています。
- ・ 授業時間数が2/3となっています。それに合わせて授業料も2/3となっています。(授業運営体制は遠隔対応であることから本科以上に強化されています。)
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資格はとれますか? - 本科の2年制コミックアートとは異なり、専門士の資格をとることはできませんが、イラスト関連業界は絵を描く実力そのものが評価されるケースが多く、専門士の資格が専門職就職、フリーランスのお仕事、作家活動に必須の資格とは言えません。
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リアルタイムオンライン授業を受講する学習環境として何が必要ですか? -
オンライン講義に参加できるハードやソフトが必要です。
①ハードウェア: PCまたはiPad(アップルペンシル含む)
ご自宅のWifi通信環境(5Gである必要はありません)②ソフトウェア: CLIP STUDIO PAINT PRO ③その他画材: 透明水彩またはアクリル絵の具の12色程度
水彩筆、水彩紙など