「りんご娘」情報続報!

公開日:2015.10.09

タイトル1
タイトル2

このプロジェクトは、ご当地アイドルとしての活動を通して国内外の人々に青森県に関心をもっていただき、地元の産業や観光の活性化に貢献したいとの思いで頑張る「りんご娘」の2人をコミックアートでキャラクターデザイン、PR力をより強め、活動目的である地域活性化のお手伝いすることを目指して進められてきました。
前回のこれまでのプロセス紹介に引き続き、その後の活動についてご紹介させていただきます。

ゲーム2

OSCDでは、青森を元気にする活動をつづける「りんご娘」を応援し、専門学校のもつ技術リソースを活かして地域活性化に貢献することを目指す「OSCDりんご娘プロジェクト」の一環として、例年出展している東京ゲームショウの一般公開日の1日をりんご娘DAYに設定、授業で取り組んだキャラクターデザインの公開と新しくデザインされたコスチュームを着たライブパフォーマンスを実施しました。
りんご娘は生で見るとほとんどの人がファンになるほど魅力あふれる二人組です。それは単にビジュアルの可愛さやカッコ良さだけではなく、歌もダンスもキャッチーなステージは本当に楽しく、それに加え津軽弁のMCにおもわず微笑んでしまう魅力があります。今回のゲームショウではイベントなどスケジュールが非常にタイトななか、幕張メッセまで駆けつけていただき心から感謝しています。

ゲームショウ画像

 

キャラクターデザインで制作した新作のコスチュームは「とき・王林のりんご娘」に似合っており、多くの人が立ち止まってカメラに収めていました。りんご娘のお二人はとても礼儀正しく、パフォーマンスの素晴らしさはもちろん、観客や撮影の皆さんにもとても好印象をもたれたようです。この3日後に行われる国民的アニメソングカバーコンテスト愛踊祭決勝大会に出場する「りんご娘」には青森から離れた東京で行われる決勝大会に多くの地元ファンの皆さんが応援に駆けつけることは簡単ではないので、このゲームショウでひとりでも多くの人にファンになってもらい、愛踊祭に向けて応援してもらいたいという気持ちが私たちにはありました。

ゲームショウ配布物

 

今回の配布物のひとつ

今回ゲームショウで配られたクリアファイル。キャャラクターデザインを担当した「もかろーる」さんのイラストをあしらったものです。かなり多めに作りましたが、またたく間になくなってしまいました。ひとりでも多く彼女たちのことを知ってもらい、青森に関心をよせていただければと願っています。

 

 

 

 

 

 

実は王林さんはこの日の風邪薬の副作用で体調が思わしくなく、一回目のステージ終了後、休憩に向かう途中足元がふらついてちゃんと歩けない状態でした。水分と食事をとって体調は戻りましたが、多忙なスケジュールの中、疲れが溜まっているにもかかわらず、私たちのために全力でパフォーマンスをしてくれました。

IMG_6780

そしてステージ終了後、さすがに疲れているのでホテルで休むのかなと思っていましたが、なんと二人は3日後に迫った愛踊祭に向けて、空港行きのバスに乗るまでの時間を使って屋外でレッスンをしていました。ひたむきなココロと姿勢、それが「とき・王林のりんご娘」の本当の魅力なのだと強く感じました。

 

 

 

アイドルまつり

テレビ朝日系で放送中の「musicるTV」の番組内企画「国民的アニメソングカバーコンテスト-愛踊祭」で「りんご娘」は予選を通じて東北代表の座を勝ち取り決勝大会で日本一を目指しました。
国民的アニメソングカバーとしての課題曲は「魔法使いサリー」と「とんちんかんちん一休さん」の2曲、そしてオリジナル1曲の3曲のパフォーマンスで全9組のファイナリストにより競われました。会場は2000人を超える人で埋まり、ヒャダインさんと綾小路翔さんの司会で熱気に包まれていました。
「りんご娘」は全9組中8組目の登場。「りんご娘」のオリジナル曲は15年前のデビュー曲「LOVE&SOLDIER 」、今年が「りんご娘」活動15年ということで、歴代の「りんご娘」の思い、青森、そして東北の思いを込めて披露しました。それまでにステージに上がったファイナリストのユニットの多くがグループによるパフォーマンスであったため、たった2人のりんご娘が登場するとこれまでとは全く違う雰囲気に会場が包まれ、客席で見ていた私たちスタッフも2人の存在感の大きさを実感しました。
次に課題曲「魔法使いサリー」そして「とんちんかんちん一休さん」。この日用意してきた早着替えを繰り出し、会場は興奮に包まれました。長身で長い手足を活かしたスタイリッシュなダンスパフォーマンスとMCで会場をなごませる津軽弁に会場は盛り上がりました。
コンテストの結果は残念ながら目指していた1位をとることはできませんでした。一生懸命練習してきたときさんと王林さんの結果発表後のステージでの表情は悔しさがにじみ出ていましたが、会場から見ているとその表情にも迫力を感じました。愛踊祭画像

 

 

 

 

 

パワーライブ

リンゴミュージックが主催する所属タレントが総出演のライブステージ。地元弘前市のヒロロ4階市民文化交流館ホールで1日2回公演で開催され、OSCDスタッフも参加しました。幅広い年齢層のお客様が350名来場、本当に地元で愛されていることを実感しました。
りんご娘活動15周年を記念して15曲連続のメドレー、りんご娘の妹分であるアルプスおとめのステージ、そして練習生ユニット「リーフ」によるパフォーマンス、愛踊祭でパフォーマンスした「魔法使いサリー」や「とんちんかんちん一休さん」の披露など盛り沢山。そして7月から3ヶ月連続で発売されたシングルをプロデュースしたコージィニアス(お笑い芸人のあべこうじ)さんが登場し「りんごのね」を一緒に歌うなど会場を沸かせました。
ステージのひとつでは私たち大阪総合デザイン専門学校が授業で取り組んだキャラクターデザイン案の衣装バリエーションをプロジェクションマッピングでりんご娘の2人に投影していただくとともに会場ロビーではクリアファイルや缶バッヂなどOSCDとリンゴミュージックのコラボグッズも販売していただけました。ありがとうございました。

パワーライブ画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パワーライブ2回目公演の最後にアルプスおとめの新メンバー、新ユニットライスボールのメンバー発表がありました。ここまでは会場の人たちも知っていたのですが、その発表の中で突然「りんご娘」にメンバー追加が発表されました。新たに加わるメンバーは「りんご娘」の妹分ユニット「アルプスおとめ」でリーダーを務めていた「福士」さん、そして同じくアルプスおとめの「葛西」さんのお二人です。「福士」「葛西」はアルプスおとめのメンバー名(りんご農家に多い苗字)で本名ではありません。「福士」さんは現在中学3年生、「葛西」さんは中学2年生、歌にダンスに元気いっぱいの女の子です。

2人から4人になる「りんご娘」の活動は11月から。とき、王林に加え、新たなりんごの品種名をつけた新メンバー2名の活躍に大いに期待しています!

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福士さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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葛西さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じもどる

パワーライブの翌日は早朝から岩手県盛岡市に移動。「ローソンプレゼンツ ジモドルフェスタ2015」に「りんご娘」が青森の地元アイドル(ジモドル)として出演しました。
パワーライブや愛踊祭などとはまた違った観客のみなさんでしたが、愛踊祭などで彼女たちを知った方も多く、二人が登場すると大きな歓声がわきました。
ライブも会場一体となって盛り上がり、代表曲「だびょん」の振り付けの参加率はほぼ100%で二人も大喜びでした。
グッズ販売では青森からもってきた王林さんオススメの焼肉のたれ「スタミナ源たれ」(青森県では一家に一つあるそうです)を「りんご娘」がCMに出演していることから会場でご紹介、15周年を記念して作ったコラボ商品が王林さんのMCによって、
いつも以上に売れ、青森を知っていただく良い機会になりました。
スタッフは朝からずっと一緒でしたが2人のかわいい素顔もみることができとても楽しい一日でした。

ジモドル

本番前のときさんと王林さん

これからのこと

なぜコラボレーションをするのか?

私たちがなぜりんご娘、そしてリンゴミュージックとパートナーシップを組むのか、それは「りんご娘」、そしてそれをプロデュースするリンゴミュージックの基本的な姿勢に理由があります。地方で活動しながら機会を見て全国のトップアイドルを目指すという考え方が「りんご娘」にはありません。15年という活動歴をもつ「りんご娘」は自分たちの活動を通じて、もっと多くの人に青森や弘前に興味をもってもらいたい、りんごを中心とする農業の活性化や観光の活性化など、純粋にふるさとを元気にするお手伝いをすることを最優先にしています。
私たちはこの考え方に共感し、本校の持つキャラクターデザインなどのコミックアートの資源を活用してリンゴミュージックさまのお役にたち、その結果として学校として地域貢献に役立てる機会になると考えコラボレーションをはじめました。
私たちは「りんご娘」の活動目的をしっかり見据え、多くの人が彼女たちのパフォーマンスや広報物を見ることで、青森に興味をもっていただくきっかけづくりにつながるキャッチーで魅力的なキャラクターデザイン開発に取り組みました。東京ゲームショウでも彼女たちは注目をあつめ、また配布するフライヤーは置いてあるだけでもどんどんなくなっていきました。このようなことを通じてひとりでも多くの人が「りんご娘」を通じて青森県の活性化に関わっていただけることができれば私たちの取り組みも意義のあるものとなってきます。

これからのこと

OSCDコミックアート学科のりんご娘プロジェクトはまだ始まったばかり。私たちは「りんご娘」やリンゴミュージックの活動目的をしっかり見据えながら、より多くの人々にリンゴミュージックのタレントの皆さんの活躍を伝え、青森や弘前に関心をもってもらうことを目指し、それに役立つクリエィティブワークに取組んで行きたいと考えています。具体的にはイラストレーターが主体となり取組むことではありますが、単なるイラストレーションに終わらない、「動きのあるコンテンツ」「立体的なコンテンツ」を目指してリンゴミュージックさまのお役に立てることを計画しています。
そしていつか私たちの地元大阪で単独ライブを実現し本格的な青森キャンペーンが実現できたらという大きな夢も持っています!

 

 

 

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