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漫画の画材にはどんな種類がある?必須アイテムをご紹介!

漫画の画材にはどんな種類があるか気になると思います。今回は、漫画の画材の種類や必須アイテムを紹介します。漫画の画材を揃えたい人、漫画に興味がある人は必見です。

目次

■漫画の画材の種類を紹介!必須アイテムをチェックして漫画を上達

漫画を描くときの基本となる画材として“ペン”が挙げられます。ペンは種類によって線の太さや濃さなどが変わるため、描きたいものに合わせてペンを選びます。なかには、ペンを使い分けず1つのペンで漫画を描く人もいるのでペンを試しながらお気に入りのペンを見つけるのもよいでしょう。

ペン先の形は大きく分けて5つで、線が太いものからGペン、さじペン、日本字ペン、スクールペン、丸ペンとなっています。ペン先の種類によりキャラクターや場面の印象も大きく異なるので、ペン先選びは重要です。漫画を描くときに必須のペンですがペン先の他にもペン軸と呼ばれるものをこだわると、ペンがしっくり手になじみ漫画が描きやすくなります。

ペンの使い方は、ペン先をペン軸にセットして使うのですが、ペン軸にもペン先同様種類があります。コルクタイプのもの、木製のもの、アンティーク調のものなどさまざまです。ペン軸の太さやペン先とのマッチ感を確かめましょう。手になじむもの、見た目にもこだわりたいなど自分のこだわりに合わせて選ぶと気分も上がります。

注意点ですが、ペン先とペン軸によっては大きさなどからフィットしないものもあります。購入前にサイズ感などを確かめて、ペン先とペン軸を合わせて使えるかのチェックが必要です。

ペン先にはインクをつけますが、インクの種類でも漫画の印象が変わります。耐久性や速乾性などの違いにより漫画の描きやすさが変わるので、自分に合ったものを探したい人はいくつか試すのもよいでしょう。漫画用の原稿用紙も漫画を描くときには外せないものです。漫画の原稿用紙はサイズが異なりますが、すきなものを使えばよいわけではありません。同人誌などを作成する場合はB4サイズのものを使い、プロ漫画家の場合はA4サイズを使うのが一般的です。漫画を投稿する場合もA4サイズの原稿用紙を選びましょう。

原稿用紙には内枠と呼ばれる基本の枠線、仕上がり線になる断ち切り線、外枠などの枠線があります。これは漫画を描くときに目印となる線で、この枠線に合わせて漫画を描いてきます。なかには、これらの枠線がなく無地の原稿用紙もありますが、無地だと漫画を描くときの目印がなく描きづらいことも。漫画の原稿用紙には、漫画を描いてよい範囲が決まっているので枠線つきの原稿用紙を選ぶのがおすすめです。

漫画の原稿用紙には110kgと135kgのものがありますが、重さは紙の重さ厚みを表しており、それぞれの特徴があります。110kgの原稿用紙の方が紙は薄いため、下絵をなぞったりして描くトレース作業が多い人や筆圧が強い人におすすめとされています。反対に135kgの原稿用紙に向いているのは、パターンなどが描かれたアイシースクリーンと呼ばれるものを頻繁に貼ったり、筆圧が弱いと感じている人です。漫画用原稿用紙の選び方は紙の丈夫さなどから、自分の漫画のスタイルなどに合わせて選ぶとよいでしょう。

漫画を描くときは定規も欠かせないアイテムの1つです。定規はさまざまなサイズのものがあり、短い定規だと漫画を描くときには適さないことも。前述したようにA4サイズの漫画用原稿用紙を使うときは短い定規だと、コマ割りなどでコマや枠線を作るときに長さが足りず不便と感じることも少なくないでしょう。コマ割りをするときは長めの定規、細かい作業を行うときは短めな定規など作業によって定規をいくつか常備しておくのもおすすめ。インクで線を引くことも多い漫画を描くときは、エッジがついた定規が好ましいでしょう。

■漫画の画材はどこで買える?おすすめの購入場所

漫画の画材は書店や文具店、専門の画材店などで買えます。ネットでも漫画の画材を販売しています。書店や文具店、専門の画材店などであれば、実際に画材を手にとって確かめられるため、購入前に使用感を確かめたい人は実際に足を運んで選ぶのがよいでしょう。ネットでの購入は手軽で感染症などの影響で外出が難しいときでも可能なので、手軽に画材を購入したい人におすすめです。ネットでの購入は使用感がわからないというのをデメリットと感じる人は、お気に入りの画材が見つかってリピートしたいものがあるときは同じ型番の画材を購入すると間違いがありません。

まとめ

ここまで、漫画の画材にはどんな種類があるか、必須アイテムを紹介していきました。漫画の画材は種類も豊富で使用感もさまざまです。用途によって使い分けたり、使用感によって使い分けると、より漫画が描きやすくなります。いくつか検討して自分に合った画材を選ぶとよいでしょう。購入前に使用感を試せるところがあるので、事前に確認してから決めるのもよいでしょう。

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