新連載インタビュー企画、初回はコミックアート学科の中島先生にお話を伺いました。
中島 麻衣 先生
兵庫県出身
コミックアート専攻を卒業後イラストレーターとして活動。
ピケ8(株式会社マスヤ)パッケージキャラクターなど
他ゲームキャラクターデザインなど
最近夢中になっている趣味は海外の映画やドラマを観賞することです。
最初は家族の影響で見始めたのですが、今では毎日の様に映画やドラマを見ています。
ストーリーを楽しむことは勿論なのですが、日本とは違う国の文化、登場人物のファッションや食事など学んだことが沢山あります。
特にアメリカのドラマや映画には様々な人種の方が登場するのでファッションを見ていると面白いですし女性のイラストを描く私にとっては良い刺激になります。
創作活動をされている方には是非海外の映画やドラマを観ることをオススメします。
この写真は私が自宅で使っているペンタブレットwacomのintuos3です。
学生時代から使い続けているので、かれこれ10年くらいになります。
初めて使った時はツルツルと滑ってまともに絵を描くことができず苦労しましたが
必死に練習をして趣味の絵も学校の課題、仕事のイラストも全てこのペンタブレットを使って制作してきました。
このペンタブレットは現行とモデルと比べるとかなり古くてサイズも小さいので描き心地は決して良くはありません。
しかし、長年慣れ親しんできたこの描き味が自分には一番しっくり来ます。
何とか故障せずにここまで使ってこれたので、まだもう少しの間使い続けて行くつもりです。
私には子供の頃から習慣があります。
それはノートとペンを持ち歩いて、アイデアやデザインが思い浮かんだら全て描き記すことです。
ノートに描いたアイデアがそのまま仕事や創作活動に生かされています。
主にキャラクターのデザインや衣装のギミックなど面白いと思った物は必ずメモしています。
作品として発表していないデザインも沢山あるので、これから多くの方に見て頂く機会を作りたいです。
最近私が楽しみにしている料理があります。
それは父が作ってくれる料理です。
昔は父が台所に立つことなんてほとんど無かったのですが、最近は間食として食べる物を作ってくれることがあります。
まずはホットケーキ。最初に焼いた時は表面の焼き加減がバラバラだったのですが、あっという間に上達して
商品パッケージに乗っているお手本のように綺麗なホットケーを焼いてくれました。
もうひとつは焼き芋です。しかし父の作る焼き芋はレンジやオーブンを使わず、自宅の庭で焚き火を使って焼きます。
最初は表面が丸焦げで真っ黒の焼き芋ができたのですが、試行錯誤してアルミホイルを使って綺麗で美味しい焼き芋を焼く術を見付けたようです。
誰かに教わった訳でもなく自己流でコツを掴んでしまうのは才能が羨ましいです。
そんな父の上達を見ていることも楽しみの一つです。
作ってくれる物はシンプルな物ばかりですが、父が私達のために料理をしてくれることにいつも感謝しています。
(2017年2月10日掲載)