ア レター フロム ティーチャー/vol. 03:谷川千佳先生

アーティストとしてどんな風に成長してきましたか?

絵を描きはじめたのは、小学生の頃。大好きだったのはやはり「セーラームーン」でしたね(笑)。マンガやイラストなど、自分の思うままに描いていました。中学生になると美術部に入部。油絵具で静物や花を描いていました。でも中3の頃から漫画家の古屋兎丸さんや小説家の夢野久作さんの世界に強く影響を受けはじめ、高校時代には、さらに横尾忠則さん、宇野亜喜良さん、近藤聡乃さんなどに心酔。サブカル・アンダーグラウンド路線にまっしぐら(笑)!今の作品に近い、アクリルガッシュで暗めのトーンの人物画を精力的に描いていました。本気でアーティストをめざそうと決意したのは大学時代。学校の勉強とは別に完全な個人活動として作品を描き、アートマーケットや「GEISAI」などのアートイベントに出展するなかで、2009年の「コミックアートフェスタ009」にゲスト作家として招待されたのが、私のアーティストデビューですね。

作品を描くとき、どんな点に一番こだわっていますか?

私が一番意識しているのは、描く作品ひとつひとつに命を吹き込むというか、ひとつの作品が持つ力を最大限にしていきたいということです。それはすなわち、生の絵を直接見てもらうことでしか伝えることができない力を作品に込めることなのだと思います。キャンバスに向かい描くなか、そうした力をいかに込めることができるかということを自問自答しながら、いつも作品と対峙しています。単なるイラストを超えた、アートとなり得るエネルギーを放つ作品を作り続けていきたいですね。

谷川先生の作品

谷川先生の作品

コミックアートの将来は
どうなっていくと考えていますか?

コミックアートは日本が育んできた独自の表現ジャンルとして、すでに多くのファンを有しています。今後、日本を代表するアートカルチャーとしても広く知られるようになり、これからの社会の中で確実に定着していくと考えています。さらにアートマーケットにおいても積極的に世界に発信されていくことで、市場も無限大に広がっていく本当にチャンスに満ちた分野だと感じますね。そしてOSCDはコミックアートを学ぶ学校として草分け的存在であり、学生たちの作品も非常にレベルが高く、すでにその世界の第一線で活躍している卒業生も多いです。コミックアートを学ぶ環境としては理想的だと思いますよ。

これからOSCDで学ぶ人たちに、
メッセージをお願いします。

大切なのは、描いた作品を多くの人に見てもらうことだと思います。常に、作品に自分の思いを込めて描き、その思いを誰かに伝えるという意識を持って描いてもらいたいですね。また、本当に絵を描くことを自分の仕事にしたいと思うのなら、常に絵のことを考えて生活してください。やはり作品の味わいはその人の日常生活の中からしか出てこないと思います。だからこそ、人生のあらゆる経験を作品に吸収し、投影していってもらいたい。そうしたことを含めて、この学校で学んでいただければと思います。OSCDは、クラス内はもちろん、学年を超えてみんな仲が良いので、本当にのびのびと描くことができる雰囲気があります。みなさんもぜひ、この学校でコミックアーティストとして成長し、一緒に世界をめざしませんか!

学校法人 上田学園 大阪総合デザイン専門学校
〒530-0012 大阪市北区芝田2丁目8番35号 フリーコール:0120-21-0069

携帯サイトからもイベントのお申し込みや資料請求ができます!
http://www.oscd.jp

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