
OSCDを卒業してからは個展のための作品作りに専念していましたが、だんだん、仕事につながることをしたいという思いが強くなって…2007年の「digmeout」のオーディションに応募したのは、それが一番の理由ですね。「digmeout」は、大阪のFM局の主催で毎年行われていて、選出アーティストのうちの一人に選ばれました。連絡をいただいた時は本当にびっくり。応募した後、もしかしたら作品的に場違いだったのではないかと考えていたので、すごく嬉しかったですね。「digmeout」関係者の方とお話をする機会があったときに、今までやってきた事をとても評価していただけて、「これからも沢山遊べる作品をつくって、色々なジャンルもチェレンジしよう」と改めて決意できました。そして、次のチャレンジとして応募したSONY開催のアートプロジェクト『Canvas@Sony 2008』で3アーティストの内の1人に選ばれたんです。約1カ月の間、銀座・ソニービルの大壁面を飾ったときは本当にうれしかったですね。これからも、もっともっとたくさん制作して、試行錯誤して勉強して、そして作品を通して、世の中やメディアや色々なことに関わっていきたいですね。
学生の頃から大きな作品をつくるのが好きで、卒業してからもそれは変わりませんでした。ブルーノ=ムナーリをすごく尊敬していて、たぶんその影響から私自身の作品スタイルも“触れる展示”へと繋がっていったのだと思います。自分なりの“おもしろくって不思議”という好きな感覚をいつも作品にぶつけている感じです。展示のときがきて、まとまった作品たちをみるとすごく嬉しくなります。会場に足を運んでくださり、見てくれた人、さわってくれた人が笑ってくれていたら、数倍うれしいです。
OSCDでは、絵本を専攻しましたが、先生にも仲間にも本当に恵まれて、制作する楽しさと表現する楽しさを教えてもらいました。学校での勉強は今の自分にとって、すべて役に立っていますね。特に制作面において、本当に自由にさせてくださったのが、自分に合っていました。自分の好きなことを専門的に学べるって本当にすごく素敵です。きっと夢や目標をもってやり続けることや、描くことへの情熱の持ちようによって成長できるのだと思います。私も今その途中。お互いに頑張りましょうね!

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